2005年 08月 12日
NY(マンハッタンのド真ん中)での「洗濯」事情 |
俺が住んでいる所は40th street 2ave という、グランドセントラル駅から徒歩5分というアクセス的には最高のロケーションである。
ただ、事が「洗濯」 となると、そうはいかない。
まず、マンハッタンで、洗濯機が設置されている部屋というものを聞いたことがない。(超高級住宅街にはあるんだろうが・・・)
マンションにコインランドリーが併設しているというのもあまり聞かない。(知人では一人だけ)
だから、BrooklynやQueens などを含む、NYkersの殆どは各々の近所にある、コインランドリーまで洗濯しにいくわけだ。
ただ、マンハッタンのど真ん中、つまり、俺の近所となると、コインランドリーすらない。
一番近いところで、10ブロック先の50stである。
その代わりに、洗濯物を、洗う+乾かす+畳む=「洗濯委託業者」 なるものが、ウジャウジャしている。
それは、洗濯物を店まで持って行き、その日、若しくは翌日までに、洗濯してもらうサービスのこと。
値段は洗濯物の重さによって変わってくるけど、大概は10$以内。
まあ高かろうが安かろうが、必然的に俺の衣類の異臭を防ぐには、一週間に一回はそのサービスを利用する以外に方法はない。
つまり、俺は桃太郎のおばあちゃんのように、ハドソン川まで洗濯をしに行く体力、忍耐力、精神力は持ち合わせてないのである。
まぁ、「ノーチョイス」なわけですわ。
というわけで、Queensからマンハッタンに引っ越してきて以来ずっと同じ洗濯委託業者(店)を利用してきました、ていうか一番近いとこなんで。
その店では、数回程、お釣りを10$単位間違いで渡される、約束した日までに俺の洗濯が終わっていないという、NYならどこででも起こりえる、考えられるトラブルはありましたが、それ以外特に問題はありませんでしたから、これからもずっと利用するつもりでした、昨日までは・・・
ということで、プロブレム勃発。
その業者、俺の預けた洗濯物一式、全て無くしおった。
私服、ジャージ、タオル靴下一週間分、そして俺が長年愛用していたユニクロのボクサーパンツや勝負パンツであるCKのトランクスまでも失った。
事の発端は昨日の朝、約束通りに、預けた洗濯物をその店までとりに行く。
んで、店員(韓国人)は明らかに俺の洗濯物と違う、他人の衣類一式を俺の前に差し出して、「9ドル46セントで~す」。
俺は、朝っぱらからその店員の一人漫才に付き合えるぐらい、朝に強くない。(ちなみに俺は慢性的に朝に弱い)
だから、俺の洗濯物と違うということを店員に伝え、今俺の洗濯物がどこにあるのか、どうなってるのか、いつまでに仕上がるのか確認するために、その店の洗濯場に電話。
そこで、向こう(店の洗濯場)は「正午までに店の方まで持ってくる」との事。
んで、正午にもう一回行くと、俺の洗濯物はまだ届いてないから、店は慌しくまた電話している。
そこで、俺が電話で直接喋ることになる、相手はその店のオーナー(アメリカ白人)で今、洗濯場にいるとのこと。
その電話でのやりとり↓。
オーナー:「あなたの洗濯物見つからない。どこいったかわからない。」
俺:「いや、はやくして貰わないと・・・僕もう下着とタオル残ってないねん。」
オーナー:「いや、見つからないので、いつ出来るのかもわからない。」
俺:「俺は今日朝のシャワー後も体拭くためにTシャツ使ったし、下着も昨日と同じやつ着てるから、早くしてもらわないとマジで困る。」
次のオーナーの一言。
I cannot do anything for you. I have no idea where your stuff is. And I didn't do anythig.
(俺何もできひんゆーに、あなたの物どこいったかわからへんねんから。それに俺何もしてないし。)
それまで、俺は内心でキレつつも、かなり丁寧にそして慎重に言葉を選んで話してていたが、終に、
OK. I see... your business sucks. What kind of business you do. you fuck up my schedule and stuff. I don't think this is a business, just messing up my life..
(おまえらの商売終わってんな、どんな商売やねん、おまえら俺の予定と物をグチャグチャにしとるやんけ、それは商売じゃなくて、ただ俺の人生の邪魔してるだけやんけ。).
とかなり声を抑えて言ったつもりだが、多分語気は荒かったんだろう。
さらに俺は、どれだけ俺が今困っているか、俺は約束通りにきたし、店の方が約束を破っているとのこと、そして、たいして俺は今忙しくないが、俺がどれだけ忙しい人間で、どれだけこの問題で時間をロスしたかを伝えたらようやく、オーナーは
I'm sorry. I'll give you money of your laundry as much as we lost, and free survice as long as you want.
(すまん、あなたの洗濯物の分を弁償し、タダの洗濯サービスを欲しいだけあげる。)
ということと、今後俺の洗濯物が見つかったら、即俺に返す。それとは関係なく、今から俺が買いに行く生活用品(タオル、下着、靴下、私服)のお金を補償する、ということで昨日のところは収まりました。
そして、今日買い物に行き、ライフラインを買い、その金を貰うためにそのオーナーのオフィスへ。
そこで、俺の洗濯物はやっぱり見つからないということをまず伝えられ、(っていうかもう戻ってこないと諦めている)
今日の買い物したレシートと引き換えに金を貰う。
そこでオーナーは自分の権利の主張をはじめてきよる。
洗濯サービスの明細書の裏に、「もし洗濯物を失った場合でも、洗濯料金よりも10倍以上の金を補償することはできない。」と書いてある。
そしてそれは法律的にも有効であると。
じゃあなぜ前日にそれを伝えなかったのかと聞くと、
今までこのようなトラブルは今までなかったということ。というのは、お客さんの洗濯物を無くしたことは何回かあるけど、今回のように補償を求められた事は一度もないらしい。
それどころか、そのオーナー曰く、They(客) don't really care about that.
つまり、俺のようにクレームをつけて来られたのがはじめてであるということを皮肉っぽく告げられました。
それが本当かどうか非常に怪しいですが、たとえそうであろうと、彼らのミスであることは明らかで、俺は被害者、そして俺は自分が間違ったことをしたとは思わないし。
それに、オーナーと俺が話して保証金110ドルもらう間中ずっと、従業員皆冷たい視線を俺に浴びせてたし、オーナーを含め、そこには誠意のかけらもかりませんでした。
こうやって思い出してくるだけでまた腹が立ってきます。
そんな店には、いくらタダで洗濯をやるとはいえ、信用できるわけがないので二度と行かない、ていうか、マジでその店消えて欲しいです。
ていうか、なぜ、こんな自分の誤りを素直に認めて謝ることもできない低俗な連中が、NYで会社を運営できていることが、不思議で仕方ありません。
ただ、事が「洗濯」 となると、そうはいかない。
まず、マンハッタンで、洗濯機が設置されている部屋というものを聞いたことがない。(超高級住宅街にはあるんだろうが・・・)
マンションにコインランドリーが併設しているというのもあまり聞かない。(知人では一人だけ)
だから、BrooklynやQueens などを含む、NYkersの殆どは各々の近所にある、コインランドリーまで洗濯しにいくわけだ。
ただ、マンハッタンのど真ん中、つまり、俺の近所となると、コインランドリーすらない。
一番近いところで、10ブロック先の50stである。
その代わりに、洗濯物を、洗う+乾かす+畳む=「洗濯委託業者」 なるものが、ウジャウジャしている。
それは、洗濯物を店まで持って行き、その日、若しくは翌日までに、洗濯してもらうサービスのこと。
値段は洗濯物の重さによって変わってくるけど、大概は10$以内。
まあ高かろうが安かろうが、必然的に俺の衣類の異臭を防ぐには、一週間に一回はそのサービスを利用する以外に方法はない。
つまり、俺は桃太郎のおばあちゃんのように、ハドソン川まで洗濯をしに行く体力、忍耐力、精神力は持ち合わせてないのである。
まぁ、「ノーチョイス」なわけですわ。
というわけで、Queensからマンハッタンに引っ越してきて以来ずっと同じ洗濯委託業者(店)を利用してきました、ていうか一番近いとこなんで。
その店では、数回程、お釣りを10$単位間違いで渡される、約束した日までに俺の洗濯が終わっていないという、NYならどこででも起こりえる、考えられるトラブルはありましたが、それ以外特に問題はありませんでしたから、これからもずっと利用するつもりでした、昨日までは・・・
ということで、プロブレム勃発。
その業者、俺の預けた洗濯物一式、全て無くしおった。
私服、ジャージ、タオル靴下一週間分、そして俺が長年愛用していたユニクロのボクサーパンツや勝負パンツであるCKのトランクスまでも失った。
事の発端は昨日の朝、約束通りに、預けた洗濯物をその店までとりに行く。
んで、店員(韓国人)は明らかに俺の洗濯物と違う、他人の衣類一式を俺の前に差し出して、「9ドル46セントで~す」。
俺は、朝っぱらからその店員の一人漫才に付き合えるぐらい、朝に強くない。(ちなみに俺は慢性的に朝に弱い)
だから、俺の洗濯物と違うということを店員に伝え、今俺の洗濯物がどこにあるのか、どうなってるのか、いつまでに仕上がるのか確認するために、その店の洗濯場に電話。
そこで、向こう(店の洗濯場)は「正午までに店の方まで持ってくる」との事。
んで、正午にもう一回行くと、俺の洗濯物はまだ届いてないから、店は慌しくまた電話している。
そこで、俺が電話で直接喋ることになる、相手はその店のオーナー(アメリカ白人)で今、洗濯場にいるとのこと。
その電話でのやりとり↓。
オーナー:「あなたの洗濯物見つからない。どこいったかわからない。」
俺:「いや、はやくして貰わないと・・・僕もう下着とタオル残ってないねん。」
オーナー:「いや、見つからないので、いつ出来るのかもわからない。」
俺:「俺は今日朝のシャワー後も体拭くためにTシャツ使ったし、下着も昨日と同じやつ着てるから、早くしてもらわないとマジで困る。」
次のオーナーの一言。
I cannot do anything for you. I have no idea where your stuff is. And I didn't do anythig.
(俺何もできひんゆーに、あなたの物どこいったかわからへんねんから。それに俺何もしてないし。)
それまで、俺は内心でキレつつも、かなり丁寧にそして慎重に言葉を選んで話してていたが、終に、
OK. I see... your business sucks. What kind of business you do. you fuck up my schedule and stuff. I don't think this is a business, just messing up my life..
(おまえらの商売終わってんな、どんな商売やねん、おまえら俺の予定と物をグチャグチャにしとるやんけ、それは商売じゃなくて、ただ俺の人生の邪魔してるだけやんけ。).
とかなり声を抑えて言ったつもりだが、多分語気は荒かったんだろう。
さらに俺は、どれだけ俺が今困っているか、俺は約束通りにきたし、店の方が約束を破っているとのこと、そして、たいして俺は今忙しくないが、俺がどれだけ忙しい人間で、どれだけこの問題で時間をロスしたかを伝えたらようやく、オーナーは
I'm sorry. I'll give you money of your laundry as much as we lost, and free survice as long as you want.
(すまん、あなたの洗濯物の分を弁償し、タダの洗濯サービスを欲しいだけあげる。)
ということと、今後俺の洗濯物が見つかったら、即俺に返す。それとは関係なく、今から俺が買いに行く生活用品(タオル、下着、靴下、私服)のお金を補償する、ということで昨日のところは収まりました。
そして、今日買い物に行き、ライフラインを買い、その金を貰うためにそのオーナーのオフィスへ。
そこで、俺の洗濯物はやっぱり見つからないということをまず伝えられ、(っていうかもう戻ってこないと諦めている)
今日の買い物したレシートと引き換えに金を貰う。
そこでオーナーは自分の権利の主張をはじめてきよる。
洗濯サービスの明細書の裏に、「もし洗濯物を失った場合でも、洗濯料金よりも10倍以上の金を補償することはできない。」と書いてある。
そしてそれは法律的にも有効であると。
じゃあなぜ前日にそれを伝えなかったのかと聞くと、
今までこのようなトラブルは今までなかったということ。というのは、お客さんの洗濯物を無くしたことは何回かあるけど、今回のように補償を求められた事は一度もないらしい。
それどころか、そのオーナー曰く、They(客) don't really care about that.
つまり、俺のようにクレームをつけて来られたのがはじめてであるということを皮肉っぽく告げられました。
それが本当かどうか非常に怪しいですが、たとえそうであろうと、彼らのミスであることは明らかで、俺は被害者、そして俺は自分が間違ったことをしたとは思わないし。
それに、オーナーと俺が話して保証金110ドルもらう間中ずっと、従業員皆冷たい視線を俺に浴びせてたし、オーナーを含め、そこには誠意のかけらもかりませんでした。
こうやって思い出してくるだけでまた腹が立ってきます。
そんな店には、いくらタダで洗濯をやるとはいえ、信用できるわけがないので二度と行かない、ていうか、マジでその店消えて欲しいです。
ていうか、なぜ、こんな自分の誤りを素直に認めて謝ることもできない低俗な連中が、NYで会社を運営できていることが、不思議で仕方ありません。
by nanuyoshinida
| 2005-08-12 12:55
| 俺のNYデイリーライフ